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世界文化遺産:モン・サン・ミッシェル Mont st-Michel(フランス)

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世界文化遺産:モン・サン・ミッシェル Mont st-Michel(フランス)

モン・サン・ミッシェル(聖ミカエルの山)

パリモンパルナスSS(7:40)−−TGV8083−−(9:47)レンヌ(11:30)==バス==(12:50)モンサンミッシェル

ノルマンデイー地方のモン・サン・ミッシェル湾に浮かぶ岩山は、かって大天使ミカエルが降り立ったと伝えられる聖なる山で、岩山全体が修道院とされて崇められてきました。修道院附属聖堂を中心とする建物は、10世紀半ばから18世紀にかけて増改築が繰り返されてきたもので、13世紀以降のゴシック様式を基調としながら、さまざまな中世の建築様式が混在します。
イギリス軍とフランス王国はベネデイクト会の重要な修道院だったこの地の支配権を巡り戦争を繰り返したため、現存のモン・サン・ミッシェルは修道院建築と要塞が融合する特異な建造物群となっています。
花崗岩質の岩山である島は、海岸から約5Kmの位置にあり、周囲900M、高さ76.8M。
この湾はヨーロッパでも潮の干満の差が激しい場所として知られており、干潮時には陸続きになるものの、満潮時には激しい潮の流れに囲まれる。モン・サン・ミッシェルの建物群は、こうした過酷な自然環境を乗り越えて完成したものであり、数世紀にわたる人々の熱意と叡智、そして技術の成果だと言えます。
今日なお、建造物の保存にあたっては、湾に流れ込む大量の砂を定期的に掘り出すなどの工夫がなされています。

※聖ミカエル
キリスト教においてラファエル、ガブリエルと並んで三大天使の一人。

※ノルマンデイー地方
フランス北東部、イギリス海峡沿岸からノルマンデイー丘陵付近一帯を指す。9世紀ごろバイキングなどのノルマンデイー人が侵攻したことに始まる地方。

※ベネデイクト会
聖ベネデイクトウスの整えた会則を採用する修道会。



モンサンミッシェル 2007/04/07
966年、ノルマンデイー公リチャード1世によってベネデイクト会の修道院が創設され、1022年に附属聖堂が着工、1184年頃に完成。
左がバス、右が一般車両の駐車場。


グランド・リュ(大通り)
16世紀以降に造られた巡礼者のための町にはショップやレストラン、ホテルまであります。
日本の神社参拝等の参道と言ったところでしょうか・・

 


修道院付属教会(西側テラスより)
708年に聖オベールが建てた小聖堂の上に、966年に建てられた。現存するのは、18世紀に復元されたもの。
16世紀以降、修道院は衰退。
18世紀末にはフランス革命勢力に修道士が追放され、建造物は監獄となる。その後、修道院が復興し、建物が復元されたのが20世紀半ばです。

〇ラ・メルヴェイユ(驚異の建築)
2重の円柱が並ぶ回廊の美しさに定評がある。(ゴシック様式を代表する)

1212年着工、1228年完成。この地がフランス国王の巡礼の地となっていたため、フィリップ2世の寄進で建てられた。1階には貯蔵室や施物分配室、2階には貴賓室と騎士の部屋、3階に中庭と回廊、食堂があります。





拍手[13回]

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コメント

1. 無題

う~ん、相変わらず素晴らしい、美しい‼️!!
数々の写真コレクション、絵葉書になりませんかねぇ?欲しいですヽ( ̄▽ ̄)ノ

2. 無題

一度は行っとかにゃーいかんなぁって思うようになってきたなぁ
みんなで世界旅行いくかぁ

3. 無題

旅も写真もラッキー~♪お天気に恵まれました。
その旅も動けるうちですね。行きたいけど足腰が弱って行けない人も・・その点普段からフットワークが軽快な健卓のメンバーなら世界中どこへでも~♪

4. 無題

目が覚めました素晴らしい。行ってみたい。今日もありがとう。

5. 無題

手ーなんかつないじゃって いーなー(^。^)
何だ?そのタコ?

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