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至近距離で熊との遭遇(小熊山トレッキング 長野県大町市)

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至近距離で熊との遭遇(小熊山トレッキング 長野県大町市)

先ずは信濃大町在住時の勤務先での恩師、松沢さんを訪ねました。
大町市は今、会社や工場等誘致を図っていますが、松本や安曇野と比べ知名度が低い上、アクセス等も部が悪くなかなか企業が進出してくれないんだそうで若い人が皆、東京方面等都会に出てしまって現実過疎化や高齢化が進み夏の流鏑馬祭りなどでも地域によってはお年寄りばかりとなっていて山車でも他の町内から手助けしてもらう有様だとかで時代の流れを感じるお話を聞かせていただき御高齢(今年で100歳)という事と奥様の足が悪いことも気になっていましたので話を2〜3時間位で切り上げ失礼させて頂きました。
2年前に訪れた時と変わらずお元気な姿にお目にかかれ感無量でした。

前置きが長くなりました。
善光寺御開帳の時もそうでしたが、旅行中は時として何が起きるかわかりません。
信濃路初日小川村にて思ったより苦戦したトレッキングに足が筋肉痛となり大変でしたが、2日目の小熊山(大町市)はまた違った意味で大変でした。

 小熊山トレッキング2012/05/09
コースは鹿島槍黒沢高原(1130M)から木崎湖展望ポイント(1300M)までの片道4.5キロ、その往復。時間で往路(上り)約1時間40〜50分

初めてのコースでしたので念の為、ネットで事前にチェックをしていましたが、当日まさかこのコースが目的地の木崎湖展望ポイントまで車で行ける林道でつながっていたとは思いもよりませんでした。ここだけはイメージと違っていましたが、コースは所々で林間のコースが設けられていて何とかトレッキングが楽しめるようにはなっていました。そんなコースを筋肉痛ではありましたが、何とか頑張って森林浴を楽しんできました。

トレッキングは黒沢高原を出発してから400M位進んだ所で熊の落とし物を発見。同時に鈴(熊避け)を忘れたことに気づき、それを面倒くさがらずに車のある駐車場まで取りに帰りました。

コース途中からの北信五岳のロケーション(◎◎)

小熊山ではよく熊が出ると言う情報はネットでもチェック済みでしたが、実際今回はこれまでになく緊張感をもって鈴にストックや山靴等も故意に大きな音をたてながらのトレッキング


鹿島槍ヶ岳(左:2889M)から五竜(右:2814M)から奥の唐松岳(2696M)まで(◎◎)


1時間40〜50分程のコースでその内、自然に緊張感からも解き放され、途中ロケーションの良い所もあり写真を撮るゆとりも出てきました。展望ポイントがすぐそこと言うところまでやって来た林間コース下りから車道に出掛かる所で人生初となる至近距離で熊に遭遇!

その現場がこちらです。

※熊との遭遇場所(現場検証中)

下り道でしたので落葉で滑らないよう足元ばかりに気をとられていたその時、ガサッと物音がしたのでふと顔をあげると肉付きの良い大きな熊が丁度、正面真中5〜6本の木が集中している前(12〜13Mほどでしょうか)で横向きになっていましたので思わず立ち止まり、私の方はイメージは出来ていましたが5~6秒沈黙が続き、いつも首にかけているカメラがこの時に限ってウエストポーチの中に・そのカメラをゆっくり取り出そうとしましたが、直後に熊が左下急斜面の林間へ逃げ込んだ為、すぐに追いかけて下を覗き込んで周りをそれこそ熊、いやくまなく探しましたが、結局証拠写真を撮る事は出来ませんでした>_<
3日後に天気が良かったので現場検証ではありませんが、懲りずに今度は車で訪れてみましたが、熊との再会を果たすことは出来ませんでした。

 
こちらは熊がいた位置からの熊目線。
下り坂で高い位置から降りてきたので熊から見てもひょっとしたら自分より大きく見えたのかも知れません。真相は熊に聞いてみないとわかりませんが(^^)

考えて見ますと、こちらも熊に気づかずに足元だけを見て前進していて目をあわせることがなかったのが良かったのか悪かったのか、今回は最初に面倒くさがらずに取りに帰った鈴のおかげだったかも知れません。
それでも旅先で知り合った若い頃に熊の親子連れと出会った地元の住人の話しによりますと鈴より笛の方が良いのだとかで鈴はゼロではないが効果が薄いかも・・確かに今回のケースは遭遇のすぐ近くまできてやっと熊の方も気づいてくれたと言う感じでしたので・・

いや〜それにしてもいるもんですねえ・・山は小熊山でも遭遇した熊は小熊ではありませんでした。小熊山改め大熊山(^0^)

証拠写真こそ撮れませんでしたが、まずは無事に戻ってこれたことの日頃の行いに感謝です^^;

アマチュアカメラマンの人の話によりますとほんまか嘘か知りませんが、少しでも熊の写真が撮れていれば状況次第ですが、相場が5千円とか7千円とか言ってました。
ちなみに地元のポリスにその証拠写真を出すことで猟友会が動く為、登山が数日禁止されるとか・・
 
 現場から約100M先には終点の木崎湖展望ポイントがあり何も知らない車で来た観光客で賑わっていました。こちらでは大町市街地はじめ遠くは安曇野まで見渡すことができます。

木崎湖ビューポイント


大町市街地郊外には水田等、春のこの時期の光景が確認できます(◎◎)

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コメント

1. 無題

ぜっっけぇーい(^。^)

2. 無題

熊(^_^;)

3. 無題

いつもありがとー(^。^)

4. 無題

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